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「ああ!」
しかしすこし黙ってから、かれはうらみっぽくぼくに激しく言った。
「ぼくはきみを信用しないぞ! 花は弱いんだ。無邪気なんだ。できるだけ安心しようとしてるんだ。トゲがあれば、みんながこわがると思ってるんだ. . . 」
ぼくはなにも答えなかった。その瞬間ぼくは心のなかで思っていた。
( このボルトがまださからうなら、ハンマーの一発でふっ飛ばしてやろう ) ふたたびちいさな王子はぼくの考えにじゃまをした。
「で、きみは、きみは、ほんとに思ってるんだ。花が. . . 」
「ちがう、ちがう! なんにも思ってないよ! でたらめに答えただけなんだ。ぼくはさ、大事なことをしてるんだ!」
かれはびっくりしてぼくを見た。
「大事なことだって?」
かれはぼくを見ていた。ぼくは手にハンマーをもち、指は汚れた油で黒くなり、かれにはとてもみにくく見える物に身をかがめていた。
「きみは大人みたいな話しかたをするんだ!」
そういわれてぼくはちょっと恥ずかしくなった。しかし、手きびしく、かれはつけ加えた。
「きみはすべてをごちゃまぜにしてる. . . すべてをまぜこぜにしてるんだ!」
しかしすこし黙ってから、かれはうらみっぽくぼくに激しく言った。
「ぼくはきみを信用しないぞ! 花は弱いんだ。無邪気なんだ。できるだけ安心しようとしてるんだ。トゲがあれば、みんながこわがると思ってるんだ. . . 」
ぼくはなにも答えなかった。その瞬間ぼくは心のなかで思っていた。
( このボルトがまださからうなら、ハンマーの一発でふっ飛ばしてやろう ) ふたたびちいさな王子はぼくの考えにじゃまをした。
「で、きみは、きみは、ほんとに思ってるんだ。花が. . . 」
「ちがう、ちがう! なんにも思ってないよ! でたらめに答えただけなんだ。ぼくはさ、大事なことをしてるんだ!」
かれはびっくりしてぼくを見た。
「大事なことだって?」
かれはぼくを見ていた。ぼくは手にハンマーをもち、指は汚れた油で黒くなり、かれにはとてもみにくく見える物に身をかがめていた。
「きみは大人みたいな話しかたをするんだ!」
そういわれてぼくはちょっと恥ずかしくなった。しかし、手きびしく、かれはつけ加えた。
「きみはすべてをごちゃまぜにしてる. . . すべてをまぜこぜにしてるんだ!」
2016-10-02 04:33